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29
日経225Fプロファイル分析
カテゴリー: テクニカル
始値 8720 高値 8770 安値 8640 終値 8750
Mode(モード) 8720
VA(バリューエリア) 8680−8760
TPO 下24 上 16
本日の形状は『ノーマル・デー』。
ドレッシングだか知りませんが、本日も堅調な相場でした。
最近場中の値動きが小さいせいか徐々にミニのほうを主戦場にしている先物プレイヤーが増えている感じだ。
ラージで成り行き買いを入れれば10円で0.1%の価格変動になります。
これがミニやSGXだと0.05%まで余分な買いコストが落ちる可能性があるわけで、いずれ投資家、投機家はそっちを選ぶようになるでしょう。
オプションの呼値も最近250円刻みになりましたが、やっとというべきか。
日本の証券取引所も投資家、投機家のことを考えた改善をやり始めたということか。
夕場などの改善も大証が率先してやりましたが、これは村上ファンドなどM&Aファンドに株を買い占められ。
経営陣に圧力がかけられた時期から改革が始まったと思います。
それに比べ上場していない東証は、せいぜい金融庁からお咎め受けるぐらいしかプレッシャーがないので、いまだに怠慢なのではないか?
東証主導の上場案件で数ヶ月で上場廃止になったものもありました。
以前東証は機関投資家の要請との名目で個別株の手口公開を廃止したままですが。
機関投資家重視の甲斐なく株価は下げ、出来高も減少したことだし、そろそろ取引所、証券業界全体を含めた、真の意味での個人投資家育成が求められます。
今週号の日経ヴェリタスはディール・オブ・ザ・イヤー2008。
これは機関投資家が選ぶ資金調達案件からベスト・ワーストを選ぶものですが。
普通社債部門のトップはキリンHD。
IPOはセブン銀行。
エクイティファイナンス(新株発行を伴う資金調達)はヤマダ電機です。
逆にワーストは
エクイティファイナンスがアーバン、オリックス、エルピーダメモリーと並び。
4位に三菱UFJの増資が食い込んでいたのには爆笑してました。
ワーストIPOトップは9ヶ月での上場廃止、東証赤っ恥のモリモト、2位がリニカル、3位アスコットと並び。
いずれも大和SMBCの主幹事である。
IPOで今年ベストのセブン銀行は、金融不安が叫ばれた1年だけに。
コンビニにあるATM手数料のみが収入源という。
健全でわかりやすいビジネスが多くの投資家の人気となりました。
またコンビニ軒数や良好な治安に基づいた日本ならではのビジネスであることも評価されたかもしれない。
実際セブンのATMは自分で使うことも多いので、上場前からそこそこ人気化するのではないかと考えていましたが。
1年で株価2倍以上とIPOではずば抜けたパフォーマンスになっています。
多分最初は個人人気で、途中から買い手が機関投資家にかわった理想的なIPO後の展開でした。
サブプライムショックで金融株は買えないとはいえ、ポートフォリオの都合上どうしても金融株を組み入れなくてはいけないむきの買い需要が多かったのでしょう。
この健全でわかりやすいビジネスというのは今後のキーワードになるかもしれません。
もしくは健全でわかりやすい金融商品ですね。
ただセブンの安斎隆社長はいかにもヨーカドーの忠犬、守成の人みたいなイメージで。
ヴェリタスに載っていたコメントを見ても
『ジャスダックが応じてくれたから上場にいたった、東証への上場は考えていない。』 などという気の抜けた発言をしています。
まあある意味こういった堅実なイメージが評価されたのかもしれませんが(笑)。
この人のファインプレーは上場前に、内外の投資家へ一生懸命企業の説明をしてまわったことでしょう。
これに絡んで資金調達のセンスに欠き、投資家の反感を招いたのが、エルピーダメモリーの坂本社長でしょうね。
ヴェリタスの記事では
『株価下落を招き株主には申し訳ない思い出、非常に反省している。経営者としての責任を示すために、社長の報酬は現在全額カットしている』
という坂本社長の率直な反省の言葉が出ていますが。
かねてからこの人の経営手腕は評価していたけれど、そんな人でも株式市場への反応には疎い。
というのも多くの経営者(というか多くの日本人)が投資には無縁だからです。
無縁なものの反応なんかわかるわけがありません。
これはエルピーダに増資をアドバイスした野村グループにも大きな責任があると思います。
ポンコツIPO連発の大和SMBCも、MSCB推奨の野村も。
自己の利益のために、日本市場からの投資家離散を招きかねない失態を犯したわけですから。
大いに反省してもらいたいものです。
2008/12/29(月) 21:39 | トラックバック(-) |
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