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そろそろそういう話も出てくるんじゃないかと思っていましたが。
マネーポスト5月号の記事。 フィスコの中村孝也氏の記事に『新興市場6年サイクルの大底反転が始まる』というものがありました。 ![]() このチャートの丸の部分を見ればわかりますが、とにかく新興市場の下落は2年半〜3年が一区切りになることを繰り返しているということね。 その期間下落すればひとまずリバウンドが続くことが多い。 今回の下落はライブドアショックから始まり、もう既に2年半に到達しつつありますから。 下落の7、8合目ぐらいまで来ていることになる。 なおかつ過去の底値ゾーンレンジは赤線で示した950〜1200。 現在は1450なので、もう一押し恐さを伴ったセリクラが欲しいといったところでしょう。 中村氏は上場インデックスファンドS&P日本新興株100の運用開始が、信託銀行経由の年金資金流入のきっかけになったと書いている。 実際S&P日本新興株100の時価総額上位銘柄。 楽天、ジュピター、大証、イートレ、日本マクドナルド、ダヴィンチ、サイバーエージェントなどはそこそこ堅調な株価の動きを見せています。 とにかく指数が上昇へ転じなくとも、下落継続状態から横ばいになれば、それだけで短期間に株価倍増になるような銘柄が出るのが新興市場で。 底打ちタイミングは逃さないようにしたいものだ。 実際の需給面でS&P日本新興株100のようなETFの恩恵を受けるのは、中村氏の言うような大型株ですが。上昇率という点で期待できるのはやはり新しい相場を作り出す銘柄だ。 多分次に新興市場の上昇相場が始まる時には、またそれまでとは違った新しい相場のテーマが出てくると思う。 例えば最近はこざらしさんが注目している太陽電池関連の新興株が指数の下落に反して強い動きを見せています。 また昨年から続くIPOの不作。 上場後ちょっと吹き上がってその後下げ続けの銘柄で、実は業績は拡大を続けているような銘柄が見直されてくる可能性があります。 もしかしたら今後半年ぐらいはめったにない『投資』の機会になるかもしれません。 カビの生えかけた四季報を取り出して、銘柄研究をする価値はあると思う。 |
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今話題の年金問題ですが、素朴な疑問としてなぜ一番大事な運用面での踏み込んだ報道がないのかというのがある。
というわけで年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)について某ジャーナル誌からスクラップ。 まずGPIFが担っているのは国民年金と厚生年金の積み立て運用です。 公務員が加入している共済年金は別運用だということね。 共済年金の運用は各共済グループに委ねられています。 つまり国民年金が破たんしても公務員は影響ないわけ。 色々文句も言いたくなるでしょうが、そうなっています。 平成18年3月末時点の運用資産合計は 102.9兆円 内訳は 国内債券 34.9兆円 パッシブ運用 27.9兆円 アクティブ運用 7.0兆円 国内株式 19.0兆円 パッシブ 14.5兆円 アクティブ 4.5兆円 外国債券 7.6兆円 パッシブ 5.4兆円 アクティブ 2.1兆円 外国株式 10.8兆円 パッシブ 8.6兆円 アクティブ 2.2兆円 引受財投債 30.7兆円 運用資産合計 102.9兆円(平成18年度末) 資産全体では平成17年度までの5年間で年平均3.72%の運用結果になっているそうです。 これは複合ベンチマークの3.74%に及ばない成績ではあるが、年度ごとに改善しているとのこと。 平成18年度の運用結果については下のリンクを参照。 http://www.gpif.go.jp/kanri/pdf/kanri03_h18_p04.pdf ![]() これら資料をざっと見て思うのは、国内に偏重しすぎているのではないかという疑問です。 実は一番利益に貢献しているのは国内運用。 ここ数年の日本株上昇で、海外部門は不調だったらしいのですが。 限られた流動性しかない国内市場でこれだけ巨額の年金が運用されることでもたらされるマーケットインパクトが、様々な歪みを日本市場に作りだしているのではないかと。 また年平均で4%に達しない運用利回りも物足りない。 年金財政上の要求利回りは3.2%らしいのですが、それを超えれば合格というわけで後はテキトーみたいな感じで。 積極的に増やす努力をしていないのではないか? もちろん100兆円もの資金を動かす苦労や、大事な国民の年金であることを考えればこれが精いっぱいなのかもしれない。 その辺は専門家ではない俺にはわかりません。 ちなみに同じく巨額公的年金資金であるカルフォルニア州公務員退職年金基金(カルパース)の運用利回りは10%以上などと言われています(24兆円ほど運用)。 またGPIFの運用担当者は優秀な人達だと信じてやみませんが、しょせん出される給料は公務員クラス。 実際採用の募集をしているけれどね(爆) http://www.gpif.go.jp/etc/saiyo/index.html こういった安い給料では秀才は集まっても天才は雇えません。 ストレートに言いますと、 100兆円の運用なんだから数百億円ぐらい給料出してスーパーファンドマージャーをアメリカあたりから引き抜けばいいと思うのですよ。 それで運用利回りが4%から7%に上昇すれば、十分元は取れます。 これも日本のような社会風土では難しいのでしょうな。 とにかくGPIFの運用は下のリンクに公開されていますから、我々日本人は出資者としてよ〜くこれを監視する必要があります。 http://www.gpif.go.jp/ 今後運用改革、組織改革が必要だと思う。 こういった議論、努力もないまま、消費税増税という短絡的な手法にしか頼れない日本政府はやばすぎますね。 |
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このところ環境関連が脚光を浴びているけれど。
環境関連技術は日本企業がずば抜けて強い分野でもある。 特に水事業というのは、日本人はピンと来ないかもしれないけれど世界は水不足なんです。 日本のように水道の蛇口をひねれば『飲むことのできる』水道水が出る国は多くはない。 新年に開かれた楽天証券の講演会で、BRICs専門家の広瀬さんが強調していたのがBRICsの水問題でした。 中国あたりが穀物の輸入を増やしているのは、穀物の栽培には多量の水を必要とするために間接的に水を輸入しているようなものだという話です。 栗田工業(6370)とかオルガノ(6368)なんかの水処理関連は ずいぶん上昇しているので、ここでは水処理の膜関連についてスクラップを抜き出してみました。 1990年代以前は水を得る方法として、雨水をためて不純物をろ過する急速ろ過法や、蒸気を蒸発させて水を得る蒸発法が主流だったわけですが。 近年注目を浴びているのが膜を使って不純物をろ過する方法。 膜にはRO膜、UF膜、MF膜、MBRなどがあり、違いは穴の径になります。 穴の大きさで RO膜(0.001マイクロメートル)>UF・MF膜(0.01〜10)>MBR(1〜10) その内一番市場規模が大きいのがRO膜。 これは半導体工場なんかに使われる超純水や、海水淡水化などにも使われる。 それぞれの膜に参入している日本企業は、 RO膜・・・東レ(3402)、日東電工(6988)、東洋紡(3101) UF・MF膜・・・・東レ(3402)、東洋紡(3101)、日東電工(6988)の子会社、ダイセル(4202)、三菱レイヨン(3404) MBR・・・東レ(3402)、クボタ(6326)、旭化成ケミカルズ、三菱レイヨン(3404) になっています。 東レ(3402)はすべての膜に参入しているということで、この中ではエース級の銘柄。 ここ数日の買いもそういったものなのだろう。 計画では2007年売り上げ420億円、2010年670億円、2015円には1000億円以上を目指していると。 液晶部材に明るさが見えない日東電工(6988)がこのところ連騰していたのもこういう背景があると思われます。 今年の環境関連相場の下支えになっているのは『エコファンド』。 説明が面倒なのでリンクを貼っておくけれど、このようなファンドが需給的な下支えになっているのでは? http://www.toushin.com/guide/check/eco.htm |
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